2013年4月30日火曜日

女性の一生は努力では好転できない??




◇自分が強くなるより男性を喜ばすほうがコスパが良い



 

■強い女は嫌われる社会



男性の場合には努力して能力を高めることに無条件に価値が置かれますが
女性の場合には有能であることが男性の自尊心や慰撫の邪魔者になってしまいます。
このため女性は、ある年齢になると
自分が有能であることに疑惑を持つ傾向があります。
女性が成功することに恐怖心を持つことを指摘し
「成功恐怖」と命名する向きもあります。


こうしたことのため、女性は有能でもストレートに自信に繋がらず
ましてや全体的な自己肯定感を拡大できません。


高校で生徒会長を務めた優秀な女子学生でさえ、
つきあっている男子生徒には試験の成績が自分の方が高かったといえず
いつも相手より低かったと嘘をついていたと言います。









 

■女性の容貌と自己肯定感





男性の場合は能力を高めることが評価され、
その能力は努力により獲得できます。

これに対し、女性の場合には
容貌やスタイルが重視され、その容貌やスタイルは努力で補える余地があまりありません。



このため、女性においては
容貌が自己肯定感と大いに関係することになります。
このことは男性の意識の中だけのこのではありません。


実際に美醜によって女性の世界には大きな差異がもたらされます。
可愛い女の子は、より多く注目されより多くの笑顔を向けられ、より多くの好意的場面を提供されます。


裁判でさえ、美醜が関連してしまう可能性があり、
同じ犯罪をしても被告が美人の場合、刑が軽くなる傾向がアルということです。














 


■女性にとって身体はイライラの対象




子どもは家庭で母親と父親の関係を見ており
女は男と同じように社会で活躍することは出来ないのだ、ということを知ります。


そして実際、それを裏付けるかのように生理が始まる。
月ごとに気分の落ち込みや身体の変調がもたらされます。
生理はそれだけで女性の自己肯定感に否定的な影響を与えている可能性があります。
確実に訪れる自分ではコントロールできない出血。
自分で自分の身体を統制できない無力感。



ある女子学生は
「自分の身体は」という言葉に自由に続きを書くことを求められて
「絶えず管理しなければならない、やっかいなもの」と書いています。
別の女子学生は「イライラの対象」と書きました。

こうしたことが
男性と同等にやってく意欲を少なからず挫く作用をするのです。







 

■女性の人生は先天的な要素で決まっている?


見た目麗しい女性はそれだけで幸福な人生を得る有利な位置にいます。
この事実を認識し、受け容れることは
それまで頑張ってきた女の子には大きな落胆になります。


とりわけ、自己肯定感を生めるために勉強を頑張ってきた子には破滅的な事態になることがあります。
これまで努力によって作ってきた自己肯定感が
まったく無意味であったかのように感じられてしまうからです。



大部分の女の子は
生まれつきの容貌と頑張りとを心の中で折り合わせて男子と、専ら競い合うよりも
男子に好まれる女性になろうと生き方の舵をきります。


すなわち、自分の女性性を受け容れます。



ところが、こうした女性性を受容できず
中世的なままに留まろうとする女子がいます。



そうした女の子は
それまで異常に勉強において過度の努力にこだわります。



化粧や装飾品を拒否し、男の子を遠ざけるなど
自分の性的要素を拒絶する傾向を強めます。



逆に、勉強や運動などで自己肯定感を持てなかった女の子は思春期以降の身体的成熟により
性的魅力に自信を持つようになることがあります。



そうした女の子のなかには
地道に頑張ることとの調和が取れず、
もっぱら身体的魅力に頼って自己肯定感を得ようとする人がいます。

性的身体を強調する服装をし異性との性急な性的接触に走ったり
異性を翻弄することで自己価値を感じたり、身体的魅力をお金に換えるなどの行動をとることもある。




加齢と共に女性の身体の価値は減少していきます。
そして、やがて、閉経として女性の重要な一面を失うという
年齢に至ります。

もちろん、男性も年とともに体の美しさを失いますが
男性の場合、
それまでに達成した社会的価値や内面の深みなどが評価基準とされます。
ですから、歳をとること自体がもたらす無価値感は
女性ほど強いものではない。
それよりも
仕事上で用済みとされることのほうが自己肯定感を揺るがすことになる。

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