2017年1月1日日曜日

貧困はL型g人間



◇G型L型教育とr>g


いま、株式会社は従業員に対する給料を抑える方向で動いている。
gは伸びない。
しかしながらrは相変わらず伸びるとほとんどの経済関係者は断言している。
だったら、みんなが伸びるとわかっているところ、rに対する知識を増やしていけばよいことになる。

gが伸びないということは自分が経営者として従業員を雇うというときに固定費が低く抑えられるという意味もある。
経営者は投資家とほぼ同義と考えることもできる。




■L型教育にrも組み込むべし

いままで日本ではG型の人たちがrを担ってきた。
L型で親の資産が豊富なタイプの経営者もrを担ってきたかもしれない。

これからの教育では、L型の人たちにもrの教育を国レベルで施していくべきだ。
L型のgの人たちの富を増やすにはrに対する教育を積極的に義務教育から導入していくべきだ。

貧困といわれる人たちはL型g層に集中しているだろう。

L型r人間を生む出すことが格差是正のひとつの答えだ。

G型はrもgもとりあえず問題なく生きていけるだろう。

L型g人間がたくさんいたほうが都合の人たちによって世界は回っているがそこにメスを入れるにはL型g人間が何とかL型r人間になることだ。


日本の製造業や情報産業などのG型産業はグローバル化して国内の雇用は減るので、雇用を支えるのはローカルな流通・外食・介護などのL型産業だ。おそらく9割が後者になるだろう。
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51916723.html


資本収益率が5%、経済成長率が1%だとした場合、株式投資のほうが労働所得より5倍利益を得ることが出来るということになります。
http://socius101.com/guide-to-thomas-pikettys-vol1/




r = the rate of return on capital(資本収益率)
g = the growth rate of economy(経済 成長率).




中小企業の経営者も自分で自由にお金を使えるわけですから、g(グロース)の世界ではあるのですが、自分の会社の経営がうまくいっている限りはそれなりに自分の収入をコントロールできます。アップサイドを享受しやすく、稼いだ分をいくら配分するかを自分で決めることができます。
http://thestartup.jp/?p=15926




私はこのL型、G型に、理系・文系を加えて、4つにするほうがいいとおもう。
理系G型 ・・・ アカデミックな研究主体。東大など。
理系L型 ・・・ 理論ではなく実用的な工学をおこなう。日本は工学の国であり、多くの理系人材を今後も育成する必要がある。地方大学がこれを担えば良い。
文系G型 ・・・ ジェネラルアーツを教えて、徹底的に考える力やイノベーションを起こす力を教える。ハーバード方式である。これは慶応などの私大が担えばいいだろう。
文系L型 ・・・ 職業訓練学校にする。英語がつかえ、実用的な実務ができるひとを育成
上記の考えで言うと、東大などの国立大学に文系学部はいらない。全部廃止すべきだ。文系は私学にまかせて、トップのジェネラルアーツの学校と、その他の職業訓練学校にわければいい。
文系L型はもはや大学ではないという反論もある。たしかに、実態は職業訓練がっこうなので、大学というには抵抗があるかもしれない。ただこれも言葉の定義の問題なので、そこから始めると、議論がわけわからなくなる。
http://agora-web.jp/archives/1618180.html

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