※完全においしいところを綴っておりますので、みたくない方は一番早くてFOXでどれくらいにシーズン8が放送されるのか分かりませんが、そちらをお待ちくださいませ。
(May.2014には大手レンタル店頭にならんでいました)
※シーズン4くらいから忘れてしまっていましたが、ハウスの口癖は「Everydody lies」でしたね。
それもあって最終回の題名は「Everybody dies」と韻が踏まれているのだと思います。
■前回までのあらすじ
ハウスとウィルソンはウィルソンの余命の過ごし方で仲たがいしそうなりますが、最終的にはケモを受けずに死期を迎えようとするウィルソンの考えを尊重します。ハウスが怒るも無理ないですね。
放射線治療は辛いものであってもたった2週間程度の痛みを受けただけ。
たいしてハウスはもう何年も毎日、脚の痛みに耐えて必死に自分をコントロールして生きています。
人間は自分ガ我慢している者を他人が簡単に放棄してしまうことに怒りを覚えてしまうものです。
ウィルソンのオフィスで登山のプランを考えていたおり、フォアマンと病院の弁護士が訪ねてきます。
ハウスのMRIへのイタズラがナイナイでは処理できない状況になり、仮釈放が取り消しになるとの通達。
ハウスはスッタモンダあって仮釈放(シーズン7のラストでカッディーの家に車で突っ込んで海外逃亡していたw)の身であったにも関わらず持ち前の遊び心からホワマンとチームにイタズラを仕掛けます。
しかしその度の過ぎたイタズラによって仮釈放が取り消され、再び服役することになります。
服役期間は6ヶ月です。そう、余命5ヶ月と診断されたウィルソンを残して…
■最後まで診断を続けるハウス
仮出所は取り消されましたが、再び刑務所に入るまでには手続きか何かがあるのか何日か猶予があるようです。その時間をハウスは診断をします。ヘロイン中毒の患者です。
ハウスはその患者にヘロインを売った売人を探しに行きます。
いわゆるスラム街に、です。
※『いまを生きる』(原題: Dead Poets Society)の準主人公?がウィルソンを演じている俳優さんって言うのは何か関係あるのかな?
■チームメイトの幻覚
そこで場面は途切れ、ハウスは目覚めます。倉庫のような場所のようです。なぜかヘロイン中毒者が横にいて、どうやら死んでいるようです。
ヘロイン中毒者の脈を確認していると「彼は死んだ」とカトナーが言います。
ハウスは「お前も死んだはずだ」と一瞬混乱しましたが冷静に言い返しました。
そしてカトナーは「ここは火事になるぞ」といいます。
次はアンバーの幻が現われます。
火が廻ってきて脱出しようとするはハウスですが、ボロい建物の底が抜けて落ちてしまいます。
火の手が迫ってきます。
フォアマンとウィルソンは2日も姿を見せないハウスを心配して探します。
ハウスの自宅でハウスの携帯の履歴をおったところノーラン(シーズン6でお世話になった精神科医)に電話した形跡がありました。
二人はセラピー中のノーランを訪ねます。
■ステイシー
次は椅子に座ったステイシーが現われます。ステイシーに手をとられるとステイシーの家で赤ちゃんを抱きます。
ステイシーは「あなたの子どもよ」と赤ちゃんをハウスに抱かせようとしまう。
赤ちゃんを抱いたハウスは「これが俺が死にたい理由だ」と言います。
普通の父親にはなれないから幸せになれないんだと。
ハウスは「ステイシーは結婚してしまったしカッディーは去ってしまった」と言いますが、
ステイシーは「あなたを愛せるのはその二人の女性だけじゃないはず」と励まします。
「お金で買える愛などいらない」と、火の手が廻る地面に横たわって死を待とうとします。
■キャメロン
次はあぐらをかいたキャメロンが登場です。「お前にまで憎まれる日がくるとはな」とハウス。
「嫌いじゃないわ、好きよ」とキャメロン。
「愛しているのに、死んだほうが良いと言うのか?」とハウス。
「罰を与えにきたのではないの。これはチャンスだと言いたいの。」
「今まで十分苦しんで十分いいものを他人に与えてきた。今こそ痛みから解放される時なのよ」
「ウィルソンが解放される、そしてウィルソンの決断を受け入れたあなたならなおさら」とキャメロン。
■ハウス、死す
フォアマンとウィルソンはハウスのカルテをみて、スラム街にたどり着きました。スラム街に向かったウィルソンとホワマンは、燃え盛っているビルへ近づきます。
その窓越しに2人は、ハウスの影を見つけますが、すぐに柱が彼に倒れかかり、火の海に包まれたかと思うと、爆発が起こります。
翌朝、現場に駆けつけた部下たちに混じって、タウブは、胴体だけの遺体が運ばれるのを見ます。
その胴体は、病院に運ばれ、検視の結果、ハウスと確認されます。
■お葬式
カッディ以外の主要な登場人物が短い弔辞をそれぞれ述べます。
ウィルソンが一番長く喋ります。
「彼は私の友達でした。」
「彼はたくさんの命を救ったヒーローでした。」
などと空気にあった言葉でしゃべっていましたが、突然、感情的に話し始めます。
「ハウスはバカな奴だった。彼は患者や同僚や友達に探りを入れて分析することで快感を味わっていた。
他人を惨めにすることを楽しんでいた。それなのに勝手な死に方をした」とまくしたてました。
その時、ウィルソンのポケットで、彼の携帯が着信を知らせました。
その携帯は彼の携帯ではありません。ウィルソンのような男が葬式の場で形態の電源を切らないわけがない。
それを取り出すと、着信はメールで、その文面には「SHUT UP YOU IDIOT(黙れ、お前はバカだ)」とあります。
■死んでも親友を選んだハウス
ウィルソンが車を降りると、玄関先の階段にハウスが座っています。
「死体を俺が死んだと思わせるように細工した」とハウスは普通の顔をして言います。
「もうこれから先、二度と医者として働けないぞ」と困惑気味のウィルソン。
「俺はもう死んだんだ。お前の五ヶ月を一緒に過ごしたい」とハウス。
ウィルソンは笑いました。
■ガンは退屈だ
BGM(keep me in your heart)が流れています。
その後、病院では、
フォアマンとの意見の違いで辞める決意をしたはずのチェイスがチームの指揮を執っています。
タウブは、妻と愛人の2人を抱え込んでいます。
5人とも幸せそうです。
キャメロンは、シカゴの救急医療室のリーダーです。
チェイスとフォアマン、そしてハウスとの4ショットの写真を見て笑っています。
そのとき夫が赤ちゃんを連れて入ってきました。キャメロンは抱き上げます。
ホワマンは、学部長として、自分のオフィスに戻ります。
そこで彼は、座りの悪かったテーブルが安定している事に気付きました。
見ると、足の部分に「パス」が差し込まれています。
それは、ハウスのものでした。
ホワマンは、それで彼が生き延びた事を知り、「また騙された」という感じで笑います。
森の中にある橋の上にハウスとウィルソンがいます。
二人ともバイクにまたがっています。
W:
When the cancer starts getting really bad...
H:
Cancer's boring.
腫瘍科医であるウィルソンに対して「ガンは退屈だろ」という最大限の皮肉を残して(ウィルソンは僕の人生に価値があったと君に言ってほしい、とまで懇願したのに、このハウスらしい一言wしびれました)、
二人は二人だけの世界にバイクを発進させていった。
fin
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いやーハウスとウィルソンの友情には本当楽しませていただきました!
ハウスのためにウィルソンが我慢する場面はありましたが最後にはウィルソンの5ヶ月のためにキャリアを投げたハウス!感動的!!
といっても、彼の事だから、フォアマンを上手に操って医療で食べていけるのかもしれませんね(笑)
ちょっと関係ないかもだけど「愛情はひと時で終わるが友情は永遠である」みたいな言葉は真理であって、
孤独で愛する人が居なくても本当の友情があれば人は生きていけるのではないかなぁーと。
参考サイト:
http://gamechin.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=5175506
#21ではハウスの本音がついに、ウィルソンを鏡として出てきて、ハウスも人間なんだなぁと思ったり、毎秒脚は痛んでいるのだなと感じさせる場面があった。
H:
Life is pain!
I wake up every morning and I'm in pain.
I go to work in pain.
You know how many times I've wanted to just give up?
How many times I've thought about endingt it ?
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