2013年10月5日土曜日

出産した女性が別人のように強くなる理由



■母親が強い理由は脳にあった


さて、女性が子供を産み搾乳が始まると、オキシトシンという物質が分泌されるようになります。
これにより、女性脳は「母性脳」とも言える状態に大きく変化します。
オキシトシンには母乳の精製を促す作用があるため搾乳中の女性により多く分泌されるという性質があります。

オキシトシンのもう一つの作用は恐怖心が減退することです。
母親は子どもを守るためなら天敵が現れても逃げないで立ち向かいます。


命に代えてでも子どもを守ろうとするのは
母親脳に恐怖感を感じるセンサーが減っているからなのです。

「肝っ玉かあちゃん」と言われるように母親になる女性の肝が据わっているのはオキシトシンの作用があるのです。




■女性の方が泣きやすい理由


エストロゲン濃度が高いときには
脳内のセロトニン濃度も高く、
低いときにはセロトニン濃度も低くなっている。
つまり、排卵前の女性は、セロトニン濃度が高いので
それだけ共感脳も活性化しているので涙もろくなり、
月経前の女性は、セロトニン濃度が低いので
反対に泣きにくい状態にあるということです。
女性は思春期になるとエストロゲンがさかんに分泌されるようになります。
このエストロゲンという物質はセロトニンを活性化させます。
人に何かしてあげることがうれしい、人と共感し合うことで
自分も癒されると言う性質は女性脳の特質として発達していったのです。

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