2012年7月1日日曜日

どこに向かっているの?



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曇り空、泣くな
まだ、ここは、通過点で

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(大塚愛さんの曲;題名忘れた)










○今日のベジレディオの小話の感想


■この先、どうするの??

日本では外国人旅行者に
「どこから来たんですか?」
と尋ねる。

アメリカでは外国人旅行者に
「どこに向かっているの?」
と尋ねるらしい。







この話を聞いて、日本人(僕)は
確かに、どこから来た(相手の過去から)という情報から
相手を知ろうとしているなぁって思った。

相手の行動の動機を過去から聞き出そうとするのは間違ってはいないのだろうけれども
もしかしたら、今居る場所は「通過点」であって、
「これからどこに行きたいか?(どうしたいか?)」ということに関心を持っていくほうが
相手との距離が縮まるかもしれない。


それは、もしかしたら、日本という「孤島」であるのに対して
アメリカという「連なった大陸」であるという風土の差も
寄与しているのかもしれない。
日本には「日本に旅行に来ている」という”閉じた”感じがあるけれども
雄大な大陸で生きていれば、その場所は「通過点」であると想像しやすいのかもしれない・





■ここ(現状)は通過点


今ある場所は「通過点なんだ」…って、
なんだかかっこいいけれども、
そういうふうに思っていなきゃ、やってらんない事ばっかりだよ、ここまで。

ただ、ちょっとうまくいかない状況も
行きたい場所へ行くための通過点なんだと思うしかないって時もある。

そうしたときに、そういう人たちに、あるいは自分自身に
かけるべき言葉は
「どうして、ここにいるの?」ではなく
「これから、どこに行きたいの?」…なのかもしれない。

歩みを阻む最も危険な自問自答は
「なんで、こんなところで、こんなふうになったのだろう?」
という類のものであることは実体験からも明々白々なのである。

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