2015年4月24日金曜日

緊張して欲しい病

 


■年下が緊張していると安心する年上



大人は子ども(青年)に緊張して欲しいのではないかと思う。
年下の奴らが緊張を覚えることで、大人はある種、己の大人としての権威みたいなものを確認でき、自己肯定感を充足しているのだと思う。


愚かな生き物だ。
もっとほかの、自分自身の達成によって充足させればいいのに。



テレビのインタビュー。
「いまの子たちはカメラの前でも物怖じしないで堂々としていますよね」

企業の新入社員。
「部長の前でも堂々として居られるなんてすごいな」

スポーツ選手のルーキー。
「ルーキーなら緊張して良い場面なんですけど、堂々としていますね」

…年下が堂々としていると、大人たちは面白くないらしい。





大人たちと付き合うとき、バカを演じる努力って恐らく一生続いていくのだと思う。

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