2014年6月20日金曜日

「他人が気になる…」についての誤解



■「他人が気になる」=そこに他人は存在していない


他人が気になる。
実は気になっているのは自分。
他人ではない。


興味がある(気にしている)のは他人ではなく自分への評価。




本当の意味で他人が気になるというのは

「あの人は、どういう食べ物が好きなのだろう?」
「あの人はどういう音楽がすきなのだろう?」
「あの人は、どんな価値観を持っているのだろう?」
などといった、相手の人間性への興味のことだ。





間違った意味合いの”他人が気になる”というのは

「自分はどう思われているのだろう?」
「あの人は私を嫌っているのかな?」
「私はあの人に嫌われないようにしなくちゃ」
などといった”自分への評価”だけなのだ。


だから、相手の事をすごく気にしているように見えて実は
相手の事など全く考えていないし無視していることに結果的になる。

なぜなら、フォーカスしているのは”自分への評価”だけで、そこに他人の人間性への興味は全く入り込む隙間がないのだから。



他人が気になりすぎて困っている人たちは、まずこの誤解を理解して受け入れるべきだ。
気になっているのは「他人の人間性」ではなく「自分への評価」だけなのだから。


他人に「自分が」どう思われているかが気になる。
フォーカスされているのはYouではなく、いつもIだ。

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